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発達でお悩みの方−−発達障害児(者)


ここでいう発達障害は、脳機能障害です。
ことばに著しい遅れがみられない「アスペルガー症候群(高機能自閉症)」、
注意力が散漫で衝動的な行動を取る「ADHD(注意欠陥多動性障害)」、
読み書きや計算が苦手な「LD(学習障害)」、
などが該当します。
知能的には全く問題がなく、しつけや環境が原因ではない場合があり、判断には専門家の間でも意見が分かれるようです。

●今の感情を色で表現!  
脳機能障害は、普通の子どもたちと何も変わらなく見えます。ですが、
子ども達は自分の感情を、ことばで表現することが苦手です。
一見なぐり描きに見える絵でも、心が語られてます。
絵を描き、色を思いっきり塗るだけで、次のステップに繋がることが多いのです。
 
  
例:6歳の高機能自閉症の男の子の絵
緑の枠にグレーの線、なぐり描きのように見えます。
自分の中でバランスを感じているのが良く出ています。協調性を表す緑の枠の中に、さらに緑の枠があります。
この時期は一年生になったばかりで、環境が変化していました。
日常生活の中で新しい学校へ行くという行動が増えて、どんな風に気持ちを整理していいのか暗中模索だったのかもしれませんね。
 


例:中学生の男の子の絵
脳機能障害をもっていますが、この時期にはマジック、鉛筆、ボールペンと黒による、モノトーンの表現がみられました。明るく鮮やかな色は一切使わず、塗ることもしなくなり、黒の線画だけ。
子どもの発達段階では黒のみ使う時期があり、このときは観察力や理解力など、知的表現が活発になり集中力も増しています。
形の面白さを綿密に描写するには、鮮やかな色は邪魔になることもあるのです。白黒の絵は、主に左脳が活発化している時期でもあります。

脳機能障害に色彩心理療法をとりいれると、大きな成長をすることが少なくありません。自由な創作活動をすることによって、知的能力が引き出されていくことも珍しくないのです。